「学習はしたいけど時間がない」
「子どもが小さくて、土日の時間確保は絶対ムリ!」
そう思って学習を諦めていませんか。

私もそうでした
でも自分の意識を変え、時間の使い方を変えることで、1日3時間を学習時間に変えることは難しくありません。
3児の母でフルタイム勤務でもウェブ解析士試験に1.5ヶ月の学習期間で合格した私が、学習時間を捻出した方法をお伝えします。 読んですぐに実践できる方法もありますので、ぜひご一読を!
ウェブ解析士学習法の全体像はこちらでご紹介しています。
【コツ①】朝の黄金時間2時間を確保する方法
早起きが苦手でも続けられる朝活術
夜型の生活を続けている人にとって、一気に朝型生活に切り替えるのは、なかなか難しいもの。
早起きに苦労したり、昼間の生活に支障が出てしまったりしては、長続きしないですよね。
15分ずつ段階的に早める起床時間調整法
おすすめは、早寝早起きを習慣化してしまうことです。まずは普段より15分早く起きるようにしましょう。慣れてきたら、段階的に15分ずつ早めていきます。
こちらの記事によると、習慣化には59~66日とも、2ヶ月以上かかるとも言われています。 https://newsphere.jp/national/20250210-2/
1週間で習慣づけられなくても、落ち込まなくて大丈夫。
気軽に、少しずつ朝型に変えていきましょう。
15分も難しいと感じたら、たった1分の学習からでもOK
脳科学者の茂木健一郎さんによると、起床後の3時間は脳のゴールデンタイム。(https://shuchi.php.co.jp/article/3360)
大事なことは以下の2つ。
- 朝日を浴びる
- 朝の習慣化のスタートは「たった1分」でOK
まずはこの2つから始めてみて、その日一日快適に過ごせたなら、翌日も継続してみるという気持ちで始めるのも良いでしょう。
【体験談】自然と習慣化した朝活
私は、もともと朝型タイプの人間であることを自負していました。夜どうしても眠くなってしまので、朝型に切り替えたところ集中力を保って学習ができることに気づき朝型学習をしてきました。

中学生の頃から朝型学習をしていました!
末っ子の出産後、朝型学習を再開したころは、まだ夜間授乳をしていたこともあり、早朝起床することに疑問を持つこともありませんでした。
習慣化するためには2ヶ月以上かかるとも言われていますが(前述) 2ヶ月以上も朝型学習を継続するには、「モチベーションの維持」が不可欠。
私の場合は偶然にも、モチベーションが維持されたので、自然に習慣化することができました。
むしろ早く起床したくて、待ち遠しいとも思えるぐらい。その理由は以下です。
- 自分が興味の持っている分野の学習だった
- 「いつまでに」「どうなりたい」が明確だった(いつまでに=3ヶ月先 or 6ヶ月先)
その先のイメージを想像で具体的に描いていました - SNSで学習することを宣言し、逃げ出しにくい環境をつくった
そして、子育て中の私にはまさしく「朝のしずかな一人時間」こそが望んでいたもの、そのものでした。
家族を起こさない朝学習の工夫
大事な朝時間を確保するために、家族を起こさないための工夫もしました。
音・光によって、人は目覚めやすくなります。
遮光カーテンに変え、カーテンの隙間も塞ぎました。光が入ってくる隙間を完全にシャットアウト。
光により注意を払うことで起きづらい環境を整えました。
【体験談】朝学習の効果を最大化するテクニック
朝の脳はとてもクリアな状態。試してみて効率が上がった朝の学習スタイルをご紹介します。
脳がクリアな時間帯を有効活用するマイルールは以下3点です。
- 朝のマイルール① 起床後15分スマホを見ない(特にSNS)
- 朝のマイルール② 紙に書き出す
- 朝のマイルール③ 朝散歩
朝のマイルール① 起床後15分スマホを見ない(特にSNS)
起きた直後は、スマホは禁止。私は時間を確認するのに枕元のスマホをつい使ってしまいますが、そのままの流れでSNSをチェックすることをやめました。
脳が完全に起きる前にスマホを見るとストレスを感じやすくなります。
特に、SNSを見てそのまま時間を潰してしまうことも避けられます。
その代わりに、窓を開けて、朝の空気を吸ったり鳥の声やたまに聞こえる電車や新聞配達の音に耳を傾けたり、自分と向き合う瞬間をつくっています。
朝のマイルール② 紙に書き出す
必要なものは、紙とペン。
紙は、チラシの裏紙でもお気に入りのノートでもなんでもOKです。
何を書くのも自由。私は今の気持ちをそのまま殴り書きします。「書く」ことで、自然と今の「じぶん」が客観的に見直され心が落ち着く効果があります。
朝のマイルール③ 朝散歩
余裕がある時は、朝の散歩を取り入れましょう。
散歩をしながら、学習に関する音声を聞きます。ここでYouTubeやオンライン動画サービスで貯めていた「ためになる」情報を取り入れるようにしています。
学習と直接関係する動画も聞きますが、ファシリテーション論やコミュニケーション論、ロジカルシンキングなど主にマインドセットに関する動画を聞くことが多いです。
朝に新しいマインドを取り入れつつ、運動もできるのでまさに一石二鳥です。
【コツ②】移動時間別の最適学習コンテンツ
通勤時間があるならその時間を活用しない手はありません。
通勤ラッシュの混雑した車内でも、スマホ一台あれば十分に効果的な学習ができます。重いテキストを持ち運ぶ必要もなく、いつでもどこでも学習を継続できる環境が整います。
飽きてしまったり眠くなったりすることがあるので、時間を区切ってコントロールするようにしましょう。
5分間:用語暗記・復習問題
- フラッシュカードでウェブ解析用語を暗記
- 一問一答で基本概念を確認
- 重要指標の計算式を復習
短時間でも集中して取り組めば、確実に記憶に定着させることができます。
15分間:動画講座・音声講座
- ウェブ解析ツールの使い方動画を視聴
- 実際の分析事例を学習
まとまった時間があるときは、理解が深まる動画コンテンツがおすすめです。
ウェブ解析士の学習は、マーケティング実践の考え方を学ぶことも重要。
YouTubeやブログ記事を読み込み、テキストの理論がどんな場面で使われているのか、ケーススタディとして学ぶには一定の時間が必要なことも。
子育て中は特に、通勤時間は落ち着いて自分の時間にできる貴重な時。
じっくり考える必要がある動画視聴や音声講座視聴を優先しました。
移動時間を「ただの移動」から「貴重な学習時間」に変えることで、忙しい日常の中でも着実に知識を積み重ねることができます。
【コツ③】昼休み・休憩時間の戦略的活用術
私は在宅勤務と出社日が混在する働き方です。 昼休みの使い方を変えることでウェブ解析士の学習時間を大幅に確保しています。
在宅なら自分だけの空間を活用でき、職場では緊張感のある環境で集中可能。どちらもメリットを活かせば効率的な学習時間に変えることができます。
在宅勤務での昼休み学習術
完全にプライベートモードに切り替える
在宅勤務の最大のメリットは、周囲を気にせず自分のペースで学習できることです。
デメリットは、仕事の延長になってしまいがちなこと。昼休み休憩をしっかり区切ることで充実した学習環境を整えていきましょう。
在宅学習環境の作り方:
- 仕事用デスクとは別の場所で学習(リビングテーブルやソファなど)
- 家族に「学習中」の合図を決めて中断を防ぐ
私は昼休みになると必ずリビングに移動し、学習していました。場所を変えるだけで、仕事モードから学習モードへの切り替えがスムーズになります。
在宅学習の進め方:
- 動画講座をじっくり視聴
- ノートを広げて図解しながら整理
- 声に出して音読(周囲を気にしない)
職場では難しい「声に出しての学習」ができるのも在宅の大きなメリットです。
職場での昼休み学習術
緊張感を活かした集中学習
職場環境の緊張感は、短時間で高い集中力を発揮するのに適しています。
職場学習環境の作り方:
- 思い切って外に出る
- デスク上を完全に片付けて学習モードに
- ノイズキャンセリングイヤホンで音声学習
ポモドーロテクニックで時間管理
職場では時間が限られているため、25分集中学習が効果的です。
職場での時間活用法:
- タイマーで25分を設定し一つの内容に集中
- 暗記系や問題演習など短時間で成果が出る学習を選択
- 5分休憩で軽くストレッチして午後の仕事に備える
- 学習記録をつけて進捗を可視化
昼食後の眠気を逆手に取る
昼食後の眠気は、音声学習で乗り切ります。
眠気対策の実践法:
- 立ちながら音声講座を聞く
- 軽く散歩しながらポッドキャストを視聴
- 手を動かす暗記学習(書き取り)で覚醒状態を維持
昼休み学習継続のコツ:
- 在宅と職場で学習内容を使い分ける
- 完璧を求めず継続を最優先にする
- 週1〜2回は同僚との交流時間も確保
在宅と職場、それぞれの環境特性を活かすことで、昼休みが貴重な学習時間に変わります。環境に合わせて学習方法を調整し、着実に知識を積み重ねていきましょう。
【コツ④】家事・育児の時間を学習時間に変える「ながら学習」
日常の家事や育児の時間を工夫することで、効率的な学習が可能になります。 4つめのコツとして、家事・育児の時間そのものを学習時間にする「ながら学習」のテクニックをご紹介します。
音声学習で家事時間を有効活用
料理・掃除中のイヤホン学習法
料理・掃除中は、手は動いているけど頭は比較的自由な時間です。 ワイヤレスイヤホンを有効活用して、耳からインプットの学習方法が効果的。おすすめの講座は、
- 耳だけで理解がしやすい、マーケティング理論
- 学習モチベーションにつながる、自己啓発系の動画
皿洗い時間の動画講座活用
その場で作業をする皿洗いの時間は、音声だけでなく画面を見ながらの動画学習も可能です。
画面を見ながら進める、音声だけでは理解が難しい分野の動画をチョイスしましょう。
- GA4の操作説明など、実際の画面が必要になる動画
- 計算式があったり、ワークをしながら進めるような動画
子どもとの時間も学習機会に変える工夫
子どもの昼寝時間の集中学習術
子どもが昼寝をした時間は、集中して学習ができる時間です。 ただ、子どもの寝る時間はまちまちでこの時間がうまく確保できなかった時はストレスがかなり溜まるもの。
寝ている時間を1分でも有効活用できるように、学習環境を整えてから寝かしつけをしましょう。
子どもが寝たらすぐに学習に切り替えられるので、無駄な時間を過ごしてしまった、と落ち込むこともなくなります。
【体験談】3児の育児をしながらの学習タイムマネジメント
家事効率化で生み出した学習時間
ワーママで話をすると盛り上がるのは、いかに家事を時短にするか、の話題。 私も、食洗機・ロボット掃除機・乾燥機付き洗濯機・ほったらかし調理家電など色々揃えました。
それらを活用して家事の時間を最小限にすることで家事効率化を目指しましょう。
子どもが起きていても学習できる方法【体験談あり】
裏技ともいうべき、子どもが起きていも学習できる方法。
- 子どもの動画時間を学習時間にする
- 子どもの宿題時間を学習時間にする
子どもと一緒に机に向かってしまうのも一つ。 塗り絵やお絵描き、ねんど遊びなど、ひとりでも夢中になる遊びを見つけたら、一緒に机に向かってしまうこともぜひトライしてみて。小さなお子さんには長時間は難しいかもしれませんが、それでも少しの時間なら学習ができる可能性は大。
我が家の場合ですが、2歳の末っ子は「おしごとしてるの?」とすこしだけ理解を示してくれるようになりました。アンパンマンのパソコンのおもちゃを持ってきて、一緒に仕事する、と横並びで机に座ってくれます。
30分〜1時間程度であれば、ママ・パパと遊ぶ時間を少しだけ待ってもらうのも一つかもしれません。お子さんとの過ごし方は人それぞれですので、どこまで許容できるのかはあなた次第。
学習の時間が終わったら、待ってくれた我が子をぎゅっと抱きしめて、感謝を伝えます。親も子も寂しい思いをしているので、学習時間を確保したい気持ちと、寂しい思いをした気持ちのバランスを上手にとることが大切です。
【コツ⑤】忙しいママ・パパの時間作りは力を借りよう
子どもを思い切って預けよう
学習に集中したい時は、子どもを思い切って預けてみましょう。
- 保育園の土曜日のシステムを活用
- 児童館や子育て広場などの地域の預け先を確保
- ファミサポを利用
ファミサポは、おすすめの利用方法があります。 それは自宅で1~2時間ほど自分の代わりに子どもを見てもらうこと。 自分は学習に集中し、子ども世話をファミサポさんにお願いする方法は、初めての利用などで、自分が完全に不在の状態で利用するのが心配な方におすすめです。
時短技!家事を頼ろう
家事を頼ることも一つの手です。食事は宅配の利用もできます。 ヨシケイや生協のミールセットをうまく活用して、献立・買い物の時間を減らしてみるのも良いですし、nashなど宅配もとても便利。
少し費用はかかってしまいますが、栄養と時間のどちらも確保できるおすすめの家事時短技です。
まとめ:1日30分の積み重ねがあなたの未来を変える
いかがでしたでしょうか。 今回は学習時間を確保するコツ5選ついて、体験談とともにご紹介してきました。
- 【コツ①】朝の黄金時間2時間を確保する方法
- 【コツ②】移動時間別の最適学習コンテンツ
- 【コツ③】昼休み・休憩時間の戦略的活用術
- 【コツ④】家事・育児の時間を学習時間に変える「ながら学習」
- 【コツ⑤】忙しいママ・パパの時間作りは力を借りよう
時短技を中心にご紹介してきました。 忙しさを言い訳にしないで、「この家事は本当に必要?どうしたら時短できる?」という疑問をたまに自分自身に問いかけてみるようにすると、このコツ以外にももっと時短技が見つかるかもしれません。まずは、ご紹介したコツから始めてみませんか。
あなたの挑戦を応援しています。